Kure City Ondo Civic Center
1-7-1 Minami Ondo, Ondo-cho, Kure-shi, Hiroshima, Japan
2007.12
Branch office of city hall, community center, multi-purpose hall
4,642.91m2
The site looks down the calm Inland Sea of Japan and has a water conduit within. Its landscape consists of the ridgeline of the mountains and islands faced with the surface of the sea. For materials, the unit system of traditional tile-roofing (plain rectangular tile and hollow semicircular tile are used alternately) technique was applied to the louvers to stress plasticity. In the external wall the use of wood weight in the siding boards was partially omitted so that it could accent three-dimensional expression.
GA Japan 91
Jutakukenchiku 2008.11
Nikkei Architecture, additional volume "Beautiful Roofs" 2008
呉市音戸市民センター
広島県呉市音戸町南隠渡1-7-1
2007.12
市庁舎支所、公民館、図書館、多目的ホール
4,642.91m2
広島県音戸町は瀬戸内海に浮かぶ倉橋島に位置し、穏やかな海と山に挟まれた、漁業と水産加工業を主要産業とした町であった。
2005年に隣接する呉市と合併し、市役所の支所機能、公民館、図書館、500人を収容する多目的ホールなど各種公共サービスの地域拠点施設が求めらた。必要機能を満たす為に、集落を構成する、つつましやかな単位寸法から外れたボリュームとなることは避けられなかったが、私たちは巨大なボリュームと大地との仲介を、屋根に期待し、海と建築、集落を結びつけ、景観にそっと忍び込む建築をめざした。具体的には、軒を低く抑えた切妻の大屋根で包み込む構成を提案した。それは分化した公共サービス機能を、一枚の屋根で覆い、地域に根ざした一体的な拠点としてサービスを提供する市民センターの姿勢を表すとともに、景観の構造(穏やかな水面と急勾配の山々)の抽象的な表現となることを目指したものである。屋根葺き材には周辺の集落で多く見られた本瓦葺きを採用した。本瓦葺きは平瓦と丸瓦を交互に組み合わせて、どこまでも連続させることができるが、その平瓦を省略することで、屋根と同一面のルーバーを考案した。屋根と丸瓦ルーバーは連続的に接続され、建物と広場、その先の海を繋いでいる。
インテリアにおいても各機能が一体的に感じられるように、キャラクタライズされたしつらえを展開した。具体的には、3種類の長さ、3種類の奥行き、2種類の表面仕上げを施された木ルーバーをランダムに配置し、眼前の海に広がるゆらめきのような感覚を帯びた空間にしつらえた。





