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日本 2004Cocon 烏丸

2004.12
京都
オフィス | 店舗/飲食
竣工
21,118
8F / 1BF

商社丸紅の前身である丸紅呉服店が1938年に建てた、当時京都最大といわれた歴史的建築物のリノベーション。印象的なタイルの外壁を修復して保存し、商業施設のはいる低層部に、ガラスのスキンを付加することによって、時間の重層を表現した。

ガラスには、一階に店を構える唐紙の老舗、唐長に伝わる「天平大雲」のパターンをプリントし、京都の歴史をさらにさかのぼって、従来のファサードへと刻印しようと試みた。内部においても、特徴的な両端にハンチのついたハリを露出することで、過去と現代との重層の感じられるインテリアとした。

チーム 宮原 賢次、宮澤 一彦、松島忍* 施工 竹中工務店 構造 三信建築設計事務所、日建設計 設備 三信建築設計事務所 照明 松下電工 アワード 第16回 BELCA賞(ベストリフォーム部門) パブリケーション 新建築 2022/07 、日経アーキテクチュア 2006/3/20 No.818 、日経アーキテクチュア 2005/11/14 No.809 、日経アーキテクチュア 2005/11/14 No.809 、新建築 2005/04 、新建築 2005/04 、GA JAPAN 73 、新建築 2005/03 写真撮影 ©︎ SS