©Hiroyuki Kawano

日本 2014九州芸文館 Annex 2

福岡
文化施設
竣工
329
2F

小さな三角形をした杉の集成材の板(長辺2.5m、重さ20kg)を組み合わせて、拡張、縮小が自由にできる、クラウド状のワークショップスペース(陶芸教室)を作った。この、切込みを入れた三角形の断片は、アミダクジ状のジオメトリーに従って、持ち送りの原理で次々に拡張されていき、クラウド状の屋根が作られる。この屋根は、ランダムでアドホックにたてられた壁柱、柱によって支えられ、屋根の下には、市民のためのワークショップにふさわしい、インフォーマルでヒューマンな空間が生成される。

チーム 藤原 徹平*、神谷 修平*、百枝 優* 施工 池田建設 照明 岡安泉照明設計事務所 アワード 第一回福岡県木造・木質化建築賞 パブリケーション 新建築 2013/10 、ディテール 2013/10 No.198 、新建築 2013/09 、GA JAPAN 123 、GA JAPAN 120 、GA JAPAN 116 、GA JAPAN 109 写真撮影 ©︎ Hiroyuki Kawano