田園調布せせらぎ公園体育施設 せせらぎ館 体育施設
国分寺崖線と呼ばれる多摩川が作り出した河岸段丘のユニークな地形に作られた田園調布せせらぎ公園に、文化複合施設「せせらぎ館」(2020年)に隣接して、体育施設をデザインした。
天井の高さを必要とする体育施設を公園になじませるために、前面に天井の低い諸機能を収める下屋(ゲヤ)と呼ばれる中間領域を設けた。さらに雁行プランの採用によって、公園にとけこむ体育館が実現した。
建物の前面にあってその屋根を支える柱は、背後のRCヴォリュームに水平荷重を負担させることで、1階で75mm角、2階で65mm角にまで絞り込むことができ、影の中に存在感の希薄な細い柱を消すことができた。市民が公園とシームレスな環境の中で、スポーツを楽しみ、文化を享受する空間が生まれた。


















