Kenzo Tange & Kengo Kuma Exhibition – Architects of the Tokyo Games | © Mikiya Takimoto

丹下健三と隈研吾展 -東京大会の建築家たち

2024.6
パリ
展示
竣工

東京では1964年と2021年にオリンピックが開催された。丹下 健三とKKAAが手掛けた二つの競技場に焦点をあて、その時代的背景の違いや二人の建築家の共通点と相違点に着目した展覧会がフランスのパリ日本文化会館で開催された。

丹下健三が設計した国立代々木競技場はコンクリートのモニュメンタルな垂直性の強い造形で高度経済成長時代の日本を象徴した。
 一方で、KKAAが手掛けた国立競技場は大地と一体化した水平性の強い形態と、ローカルな自然素材(木)の全面的使用で、少子高齢化と成熟時代の日本を象徴した。
 また両建築家のフランスでの仕事も紹介され、フランスの地方創生プロジェクトに力を入れるKKAAのスタンスも浮き彫りにされた。

本展ではモダニズムと併走した写真家 石元 泰博氏が撮影した国立代々木競技場と、現代を代表する写真家 瀧本 幹也氏が撮影した国立競技場を対比させながら、4つのキーワード「線」「軒」「アーチ」「ランドスケープ」という手法が両建築家に共通であること、その時代性の差異を明らかにした。

会期:2024年5月2日~6月29日

チーム 寺澤 剛 (模型)、田野口 紘大、神谷 大道 パブリケーション 日経アーキテクチュア 2025/2/18 No.1281 写真撮影 ©︎ 瀧本 幹也