©Kengo Kuma & Associates

日本 2004東雲キャナルコート Codan 3街区

東京
レジデンス | 店舗/飲食
竣工
40,959
14F / 1BF

UR(都市機構)による、新しいタイプの複合型の賃貸集合住宅。URは高度成長期の住宅供給の主役として、日本の高度成長を支える役割をはたした。URが建設した郊外型の大規模団地は、20世紀の日本人の居住スタイルのモデルとなった。団地は、ファミリータイプの子育てのための画一的なユニットで埋め尽くされていた。

この東雲では、逆にスモールオフィス・ホームオフィスなどの事務所機能、塾、お料理教室などの教育・交流機能をはじめとする非居住機能を誘導することで、多様性に富んだ、寛容な住居複合体を目指した。平面計画でも、多様性を重視し、デュプレックス、トリプレックスにとどまらず、廊下をはさんでつながる「離れタイプ」や、屋上に個別の庭園や菜園をもつタイプにも挑戦した。

21世紀のライフスタイル・ワークスタイルの多様化、家族形態の多様化を許容する、「ゆるやかな」都心型団地を生み出すことができた。

チーム 弥田 俊男*、白浜 誠*、石橋 徹平*、小幡 亮太郎* アワード 第47回 BCS賞 特別賞(東雲キャナルコート Codan 3街区)2005年 グッドデザイン金賞(東雲キャナルコート Codan 3街区)2004年 グッドデザイン賞 パブリケーション GA JAPAN 163 、新建築 2016/04 別冊・都市 (まち) を再生させる 時代の要請に応えるUR都市機構の実行力 、新建築 2006/09 、日経アーキテクチュア 2006/03/20 No. 818 、日経アーキテクチュア 2005/10/31 No.808 、新建築 2005/06 、日経アーキテクチュア 2005/05/02 No.795 、JA : The Japan Architect 2005/Winter 56, YEARBOOK 2004 、カーサ ブルータス 2004/10 vol.55 、新建築 2004/05 、GA JAPAN 68 、JA : The Japan Architect 2003/Spring 49 、新建築 2001/11 臨時増刊 – 建築20世紀4人の建築家が問う1990年代 、カーサ ブルータス 2001/04 vol.13 、新建築 2000/12