Expo 2025 Malaysia Pavilion
日本 2025

大阪・関西万博 2025 マレーシア館


大阪
パビリオン | 展示 | 店舗/飲食
竣工
2,654
3F

「Interwoven/編み込む」をテーマに、⺠族や宗教、⽂化の多様性が交差するマレーシアという国の⾵景を、マレーシアと⽇本の⽂化に深く根差した⾃然素材の⽵を⽤いて表現した。

マレーシアの伝統織物「ソンケット」をモチーフに、5,000本近くの⽵をコンピュテーショナルデザインを駆使して⽴体的に編み込んだ。⽵でできたソンケットのファサードは、柔らかな布のような表情を⽣み出し、⾃然光と⾵を取り込み開放的で明るく活気のあるマレーシアの光を表している。マレーシアの強くやさしい光を、大阪の島の丘に出現させたいと考えた。館内にも、マレーシア産のセランガンバツを⽤いた床材や、⾚⼟をイメージした「タナメラ」⾊の壁⾯など、マレーシアの素材と⾊彩を取り⼊れた。

マレーシアと⽇本、⼈と⾃然、未来と過去が Interwoven する場を作り出した。織物がどんな形をし、どんなシルエットをしているかを問うことは意味がない。織物とは、2つの糸が出会い、からみあって、新しい状態が生成されたということに意味があるのである。それは形態をこえた建築に、ヒントを与えるだろう。

参照:Malaysia Pavilion Official Website

チーム 柴田 淳、猿田 暁生、松長 知宏 (CG)、チュア メイシン、安 祥毅 (3D)、叶 子萌 (グラフィック)、新田 ベン (模型)、菅原 史生 (CG)、寺澤 剛 (模型)、渡海 寿子 (模型) 施工 大成建設 構造 構造計画研究所、森村設計 外構 グリーン・ワイズ パブリケーション カーサ ブルータス 2025/06 vol.302 、カーサ ブルータス 2025/06 vol.302