© Mitsumasa Fujitsuka

日本 2000那珂川町馬頭広重美術館

栃木
文化施設
竣工
2,189
1F / 1BF

印象派に大きく影響を与えた浮世絵の画家、安藤(歌川)広重の作品を展示する美術館。彼が木版画の中に作り上げた独特の空間構成を建築化しようと考えた。彼はレイヤーの重なりとして、三次元の空間を表現しようと試みた。西洋絵画におけるパースペクティブを用いた三次元空間とは対照的な方法であり、この透明なレイヤー方法はフランク・ロイド・ライトの建築にも大きな影響を与えた。地元の特産品である杉材で作った木製ルーバーを用いて、このスーパーインポジションの方法を建築化しようと考えた。

この杉材は、不燃処理、防腐処理をほどこす事によって屋根材としても用いる事が可能となり、ルーバーによって太陽の光をカットし、また庇を長く出した独特の断面形状によって、高い環境性能を獲得することができた。杉材の他にも、地元産の石材、地元の職人が漉いた和紙などを多用することで地元の経済を再活性化し、工業化社会以前に存在していた東京に依存しないローカルな循環と地域のコミュニティーを再生させようと試みた。

チーム 押尾 章治 構造 青木繁研究室 設備 森村設計 積算 高輪建築事務所 アワード 第9回 公共建築賞特別賞、第9回 公共建築協会優秀賞、2004年 エコビルド賞、2003年日本建築学会作品選奨、第42回 建築業協会賞、第42回 BCS賞、第14回 村野藤吾賞、2000 マロニエ建築賞 建築文化・街並み景観・人にやさしい建築部門、木材利用推進中央協議会 平成12年度優良木造施設推奨審査 優秀賞 パブリケーション ディテール 2021/04 No.228 、カーサ ブルータス 2021/01 vol.249 、GA DOCUMENT 155+156 、GA JAPAN 165 、日経アーキテクチュア 2019/04/11 No.1141 、日経アーキテクチュア 2014/02/25 No.1018 、カーサ ブルータス 2008/07 、日経アーキテクチュア 2006/12/25 No.838 、カーサ ブルータス Building Skins: New enlarged edition 、GA JAPAN 67 、近代建築 2002/09 Vol.56 、新建築住宅特集 2001/05 、新建築 2001/04 、ディテール 2001/04 No.148 Spring 、カーサ ブルータス 2001/03 vol.12 、日経アーキテクチュア 2001/02/05 、新建築 2001/02 、GA DOCUMENT 64 、JA : The Japan Architect 2000/Winter 40 2001YEARBOOK 、カーサ ブルータス 2000/12 vol.9 、新建築 2000/11 、GA JAPAN 47 2000/11-12 、日経アーキテクチュア 2000/10/16 、日経アーキテクチュア 2000/10/16 、日経アーキテクチュア 2000/10/16 、日経アーキテクチュア 2000/10/16 、GA JAPAN 35 写真撮影 ©︎ 藤塚光政