©Mitsumasa Fujitsuka

日本 2006梼原総合庁舎

高知
公共
竣工

高知県梼原町は林業の町であったが、近年は風力発電、杉チップを用いたバイオマス発電など、環境をテーマとする新しい環境政策を積極的に展開している。複合的機能をもつ「木の町役場」をこの町の交流の拠点として計画した。雨雪の多い気象条件への対応として銀行、農協、商工会などの施設を内包する半屋外の広場を作った。この広場は、格納庫用の大型の折れ戸で外部と仕切られ、年間の半分以上の期間は、開放され、空調のランニングコストの軽減にも役立っている。この広場には、移動型のステージが設けられ、この町に伝わる「神楽」というパフォーマンスや祭りのための空間としても機能する。18mという大スパンを杉の集成材を用いたダブルラチス梁構造が可能とし、構造は可能な限り可視化した。屋上には太陽光発電パネルが設置され、地下にはクール・チューブが設けられた。

チーム 宮澤 一彦 構造 中田捷夫研究室 設備 日建設計 積算 第一積算建築 アワード 第14回 公共建築賞 優秀賞、第2回サステナブル建築賞、エナジー・パフォーマンス+アーキテクチャー・アワード、木の文化賞 パブリケーション 日経アーキテクチュア 2010/01/11 、日経アーキテクチュア 2008/6/23 、日経アーキテクチュア 2008/03/17 no.870 、JA : The Japan Architect 2008/Winter 68 YEARBOOK2007 、日経アーキテクチュア 2007/03/12 、新建築 2007/03 、GA JAPAN 2007/01-02 84 写真撮影 ©︎ 藤塚光政