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日本 2014東京大学大学院 情報学環 ダイワユビキタス学術研究館

2014.4
東京
教育
竣工
2,709
3F / 2BF

東京大学大学院、情報学環の新分野(ユビキタスコンピューティング)のための研究棟。コンクリート、金属、石といった硬質な素材で作られてきた従来のキャンパスのイメージをこわし、木と土でできたやわらかな建築をめざした。自然素材(木、土)で作られたウロコ状のパネルが、ゆるやかにうねりながら、スムーズで生物的なファサードを構成する。

建物の中心には、やわらかな、皮膜で覆われた内臓的な孔がうがたれて、前面の路地空間と、裏面の日本庭園を接続し、グリッド状の配置が支配するキャンパスの中に、有機的でやわらかい、光と風の流れを生成する。

チーム 宮原 賢次、渡邉 傑、山田 裕史* 施工 大和ハウス工業 構造 大和ハウス工業 設備 環境エンジニアリング パブリケーション GA JAPAN 146 、GA JAPAN 129 、新建築 2014/07 、日経アーキテクチュア 2014/06/10 No.1025 写真撮影 ©︎ SS、 ©︎ Takumi Ota