©Takumi Ota

日本 2010まちの駅「ゆすはら」

2010.7
高知
交流 | 宿泊・娯楽 | 店舗/飲食
竣工
1,132
3F

「雲の上のまち」として知られる高知県梼原町の町営ホテル。アトリウムを中心に15の客室が並び、アトリウムは地元の食材を扱う市場(マルシェ)として機能し、町を訪れた人々はにぎやかなマルシェの脇で新鮮な食材を用いた食事をとることができる。
かつて梼原の人々は茅葺きの「茶堂」で峠を越える旅人をもてなしてきた。このもてなしの伝統に触発され、このマルシェの外壁にも茅が用いられている。ブロック化した茅は、軸に沿って回転し、換気可能なディテールとしている。

チーム 渡邉 傑、宮澤 一彦、梅澤 竜也* 施工 大旺新洋 構造 中田捷夫研究室 設備 シグマ設備設計室 積算 ケイズ設計 パブリケーション カーサ ブルータス 2015/08 vol.185 、GA JAPAN 108 、新建築 2010/11 写真撮影 ©︎ Takumi Ota