本州四国連絡橋淡路サービスエリア
世界最大の吊り橋、明石海峡大橋の淡路島側に計画された高速道路のためのサービスエリア。スパン3,911mの吊り橋のメガスケールとの調和を目的として、全長180mの、緩やかなアーチ状の屋根の下にすべての空間を収めた。この大きなカーブはまた、周囲の山並みのカーブに呼応している。巨大なスケールの屋根の下に、天井高の異なる多様な空間を配置し、駐車場側にはキャンチレバーの庇を出すことによって大きな軒下空間を作り出すことができた。日本の伝統的空間のゆったりとした軒下空間からも、インスピレーションを得た。