cocoon Shenzhen | © IX-miles Architecture Photography
中国 2023

cocoon 深圳

2023.2
深圳
パビリオン
竣工
18
1F

昔の茶人の好んだゆがんだ茶碗にヒントを得て、ゆがんだ形態をもつ、木の茶室をデザインした。

厚さ15mmの木の板72枚を、スペーサーをはさみながら、組み立てることで、分解、移動が可能な、透明感のあるモバイルな茶室が実現した。

日本の茶室はそもそも、精神の解放を追究する中国の茶の文化を原点として、それ以前の型にはまった、不自由な建築物に対する批判としてスタートした。このcocoonは、その茶室の精神を、現代によみがえらせようとしたものであり、西欧のモダニズムがもたらしたコンクリートの四角いハコにかわる新しく自由な精神を育てるためのcocoonとして機能するであろう。

移動可能でしかも暖かくやさしい建築は、コロナの後に、自然と共生するライフスタイルの器ともなるだろう。

チーム 浅野 浩克、刘思雯、ゴ セイシン*、李 思涵*、熊 明辉* (* 元所員) 施工 南通璐鹏展览展示服务有限公司 写真撮影 ©︎ 九里建筑摄影工作室