バンヤンツリー・東山 京都
京都の東山の森と街の境界に、サンクチュアリとしてのホテルをデザインした。
森の中に溶けて消えていくように、能舞台をすべてルーバーで作って透明化し、「幽玄化」し、ファサードに取り付けられた庇もルーバーで作ることによって、建築の輪郭を溶かし、森との境を曖昧化した。
ゲストを迎える大庇もまた、巨大な斗栱として作ることで、日本の伝統建築自体の粒子化と半透明化を試みた。
デザインアーキテクト:株式会社隈研吾建築都市設計事務所
客室デザイン:橋本夕紀夫デザインスタジオ
インテリアデザイン:DWP International
ランドスケープデザイン:株式会社プレイスメディア
照明デザイン:内原智史デザイン事務所
家具・OSE・アート計画:クロスリンク株式会社
設計・監理:株式会社入江三宅設計事務所/株式会社東洋設計事務所
構造:株式会社入江三宅設計事務所
設備:株式会社入江三宅設計事務所
PM・CM:山下PMC
施工:清水建設株式会社