地球OS書き換えプロジェクト「ステラ」at Tsukiji Jam
通常は人の動きを制限し、境界を示すための三角コーンを、人々の集いを生み出すための小さな家具へと反転させ、スタンドテーブルを制作した。ステラはフランク・ステラに由来する。コーンを用いて空間原理を説明した敬愛するアーティスト。
二本のコーンを向かい合わせ、ロープで引き合うことで自立させ、その上に半透明の天板を載せる。すると、都市の片隅に即興的なテーブルが立ち上がる。
三角コーンは軽く、重ねることができ、容易に持ち運ぶことができる。その仮設性とポータブル性は、固定された建築とは異なる自由さを持っている。必要な場所に運び、必要な時間だけ置き、また別の場所へ移動できる。都市の余白に、小さな居場所をつくるためのエレメントである。
2020年のハーバード・ビジネス・レビューに寄稿した「今こそ地球のOSを書き換えよ」というテキストがきっかけとなってスタートした「地球OS」プロジェクトの基本は小さなエレメントとランドスケープによる建築デザインの転換である。
この小さなテーブルは、都市に埋もれた既存の要素を読み替えることで、暮らしのOSを更新するためのひとつのプロトタイプである。







