渦
薄い金属を折り曲げながら雨の漏らない屋根を作る「板金」という技術は、雨の多い日本で発展し、世界一のレベルに到達した。この板金の技術を用い、渦のようなランプシェードをデザインした。板の幅を変えながら、いくつかの板がハゼを組み、互いにつながり、光の渦を作り出す。真鍮など厚みのある板金だけでなく、銅板のように薄く柔らかい材でも折り目をつけ立体化することで強度を持たせている。緑青銅板をはじめとする様々な古材の再利用が可能で、金属でありながら軽やかで、サスティナブルなプロダクトとなった。
薄い金属を折り曲げながら雨の漏らない屋根を作る「板金」という技術は、雨の多い日本で発展し、世界一のレベルに到達した。この板金の技術を用い、渦のようなランプシェードをデザインした。板の幅を変えながら、いくつかの板がハゼを組み、互いにつながり、光の渦を作り出す。真鍮など厚みのある板金だけでなく、銅板のように薄く柔らかい材でも折り目をつけ立体化することで強度を持たせている。緑青銅板をはじめとする様々な古材の再利用が可能で、金属でありながら軽やかで、サスティナブルなプロダクトとなった。