Take-Gumi
KKAAのデザインによる大阪・関西万博 2025 マレーシア館にて使用されたマレーシア産の竹を、新たなプロダクトとして再構築する試み。
「そのままの竹」と「加工された竹」を組み合わせてコートハンガーをデザインした。半割の竹を、竹粉末を混合した3Dプリントのコネクタで接続することで、ランダムな位置関係の竹を組み上げた。
コネクタはパラメトリックデザインにより生成され、竹の位置や向きに応じて曲線形状が導かれる。この仕組みによって、不揃いな竹を柔らかくつなぎながら、一体的な構造が生み出される。材料には、竹粉末とポリプロピレンを混合した複合材を使用し、再加工や再利用を前提とした循環的な素材のあり方を志向した。さらに、竹や間伐材の新たな用途を提示することで、その広がりが森林資源の保全やCO₂の固定といった環境的価値へとつながる可能性を示している。
建築に用いられた素材の記憶を継承しながら、異なるスケールや用途へと展開する手法を提示した。
製作協力:株式会社放電精密加工研究所、株式会社那賀ウッド












