くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質
物質との対話をテーマに30年におよぶ活動を展示した。
展示空間を各物質(竹・木・紙・土・石・火・金属・膜/繊維)ごとに区切り、大切にしている質感やにおいを感じ取ってもらえるように、モックアップやサンプルなどを多く展示した。
ひとつの作品で獲得したことが、そこで完結せず、次のプロジェクトに展開し、ときには素材や系統をクロスして、樹形図のように多様に展開していくKKAAの手法を示した。
従来の建築展のあり方にかわって、研究材料や資料であふれかえっている雑然としたラボラトリーのような空間を創造した。