三里屯Village 南区 (サウスコーナー、イベントホール)
世界的な傾向として高層ビルが立ち並ぶ近年の都市開発から離れ、ヒューマン・スケールで、中層の建物群による、迷路のような空間を提案した。対象となる三里屯Villageの南区は胡同の発想を基礎に、わずかに曲がりくねる通りが迷路のような特徴を生み出す。北区は四合院のように、建物で中庭を囲い込む形となっている。巨大でのっぺりした表層ではなく、小さなモザイクパネルの集合体にし、アクリル棒によりそれぞれが光を受けて様々な表情を作り、中国の伝統の格子模様を彷彿とさせる。