© Kengo Kuma & Associates

日本 2005織部の茶室

岐阜
パビリオン
竣工
12
1F

移動可能なコンテンポラリーな茶室。厚さ5mmのプラスティック・ダンボールを、65mmのスペースを介して並べ、結束バンドを用いて固定していくのである。バンドをはずせば、チープなエレメントの集合体へと舞い戻り、容易に移動可能となる。全体形は、「ゆがんだまゆ」のような形状であり、古田織部のゆがんだ茶碗に対するオマージュとなっている。

チーム 阿知波 修二 施工 広晃社 パブリケーション GA JAPAN 78 、GA JAPAN 78 、新建築 2005/06