AD-O Shibuya Dogenzaka
渋谷道玄坂のけやき並木沿いに、樹木と呼応する樹皮のようなスキンを纏ったオフィスビルをデザインした。
樹皮は木目を印刷で忠実に再現した薄いアルミパネルで作られ、様々な大きさの樹皮を折り曲げ、めくり上げることで、均質になりがちなオフィスビルのファサードに独特の陰影とリズムを生み出した。
また樹皮の隙間に設けた様々なサイズの開口部からは、木漏れ日のような光が、フロアに射し込む。オフィス空間の中に、どのように自然を持ち込み、どのようにヒューマンなスペースを創造するかに挑戦した。