トビケラの巣 | 隈研吾建築都市設計事務所
©Insects: Models for Design” 21_21 DESIGN SIGHT, 2019 Satoshi Asakawa

日本 2019トビケラの巣

2019.7
東京
展示
竣工

「髪の巣 / Hair Nest」アラン・バーデン
「磁石の巣 / Nest of Magnet」江尻 憲泰
「極薄和紙の巣 / Ultra-thin Washi Nest」佐藤 淳

佐藤卓のディレクション、養老孟司の企画監修による虫をテーマとする21_21 DESIGN SIGHT企画展「虫展 −デザインのお手本−」に、3つのパビリオンのデザインを求められた。

3人の構造デザイナー(佐藤淳、江尻憲泰、アラン・バーデン)を招き、周辺の身近なものをかき集めて巣を作るという特別な能力のあるトビゲラをモデルとして、パビリオンを製作してもらった。佐藤は、わずか3mm角のヒノキとケヤキの骨組と、世界最薄の和紙を用いて、浮遊感のあるオブジェクトを作り、江尻は、強力磁石の力を利用して、スタイロフォームの球を接着させ、アランは、人間の髪の毛を集めて、一種のシェル構造を実現した。
身近なものの破片を蒐集して、新しい構造体と作るという、ブリコラージュ的構造は、最近のKKAAが探し求めている方向である。

チーム 松長 知宏、ウォン ソンヨン、Hossam Elbrrashi* 構造 江尻建築構造設計事務所、Structured Environment、東京大学 パプリケーション 新建築 2019/09 写真撮影 ©︎ 21_21 DESIGN SIGHT、 ©︎ Satoshi Asakawa