日本 2019九谷セラミック・ラボラトリー
日本を代表する焼き物、九谷焼を作るプロセスを見て、学び、体験することのできる体験型ミュージアム。
そもそもこの場所は、近くの花坂の山から取れた岩を砕いて粘土を作る、日本でも数少ない製土施設があった。その製土の機能を引き継ぎ、ミュージアム機能と合体させることで、日本のものづくりの深さを見せることのできるミュージアムができた。複合機能を一つの屋根によって地形のように繋ぎ、ここで作られる花坂陶土で内外の外壁を作り、カーボンファイバーを用いて伝統的な茶室の工法の下地壁を現代に再生し、透明性があり土壁とマッチする耐震壁をデザインした。