築上町図書館 築きのもり
築上町ののどかな田園風景のなかに、“本のもり”のような図書館をデザインした。
庁舎として長年親しまれてきた建物を、木の枝のようなルーバーでやわらかくつつみ、木立のなかへと誘い込むような外観に生まれかわった。
エントランスホールに新しく設けた吹き抜け空間は、地元の木材である京築ヒノキをもちいて、枝が伸びひろがるようにルーバーで覆うことで、コンクリートの既存建物のなかに、やわらかな森のような空間があらわれる。
子育て世代の親子が楽しみながら本に触れ合える、遊具と書架を組み合わせた「あそべるほんだな」は、子どもたちが、はしりまわり、おしゃべりできる、賑わいのある楽しい図書空間となった。二階の落ち着いた学びの場である開架書架とともに、多様な世代の人々が、出会い、つながる交流の場が生まれた。
自然豊かな築上町にふさわしい、やさしくあたたかい“本のもり“は、たくさんの“気づき”にあふれた“築きのもり”となるだろう。




















