GCプロソミュージアム・リサーチセンター
飛騨高山に伝わる木製の玩具、「千鳥」のシステムを発展させて、小断面(6cm×6cm)の木材を釘も接着剤も用いずに組み合わせることで、中規模の木造建築を創造することに挑戦した。木製のグリッドは建物を支える構造体であると同時に、ミュージアムの展示物を陳列するための展示スペースの役割をはたしている。上にいくに従ってせり出していく断面形状は、木材を雨から守るための工夫であり、木材の端部を守る白いペイントも、同様に木材を守るための仕掛けである。
飛騨高山に伝わる木製の玩具、「千鳥」のシステムを発展させて、小断面(6cm×6cm)の木材を釘も接着剤も用いずに組み合わせることで、中規模の木造建築を創造することに挑戦した。木製のグリッドは建物を支える構造体であると同時に、ミュージアムの展示物を陳列するための展示スペースの役割をはたしている。上にいくに従ってせり出していく断面形状は、木材を雨から守るための工夫であり、木材の端部を守る白いペイントも、同様に木材を守るための仕掛けである。