GFC淡路島グランデシア – de Class ウッドヴィラ
瀬戸内海を臨む丘の上に木のボックスを積み重ねる形態操作による実験的な木のホテルをデザインした。
まず同一の敷地にわれわれがデザインした木のトレーラーハウス JYUBAKOが置かれ、その基本ユニットを増殖させることで、自然環境の中に小さなボックスを散乱させたような状態を生成した。
ボックスの隙間やギャップに「孔」や「テラス」などの半屋外機能を与え、ボックスと自然との間の中間領域の多様性に挑戦した。隙間やギャップは平面構成にも様々なコーナーやニッチを生成し、平面の多様性や流動性にも貢献した。
家具や什器もまた建物の外形とリンクするようなボックスの積み重ねをテーマとしてデザインした。