© Takumi Ota

日本 2018Ireko


N/A
展示
竣工

横浜、日本
ケルン、ドイツ
2018.10 (横浜)/2019.03 (ケルン)/2022.03(横浜)
200㎡ (横浜)/462㎡ (ケルン)/399㎡(横浜)
展示会

歯科医療総合メーカーGC社のデンタルショーのための展示ブース。世界中の巡回を視野にいれて、輸送・施工・解体・保管の手軽さが求められた。

「入れ子=nesting」と呼ばれる日本の伝統工芸からヒントを得て、寸法が微妙に異なるアルミの箱を入れ子状に重ねて、コンパクトに収納できる、可動式建築をデザインした。
アルミの箱をレーザーカッティングで加工し、小枝のような軽やかなパターンを生成した。この箱が重なっていくと、森のようなすずやかな空間が、即座に出現する。
日本の伝統的クラフツマンシップと最先端技術とを融合させたこの「入れ子=nesting」のアイデアは、伝統と進取を融合するGC の理念とも共通する。

チーム 大庭 晋、渡部 悠、張 天成 構造 江尻建築構造設計事務所 写真撮影 ©︎ Alina Cuerten、 ©︎ Takumi Ota