日本 2024吉備高原Nスクエア
岡山県の中央の高原の町、吉備中央町にたつコワーキングとカフェを中心とする地域交流・創生施設。地元の世界企業であるシステムズナカシマがイニシアティブをとった。
岡山が日本一の生産量を誇るCLTパネルを構造、内装に全面的に用いた。
約4mの高低差のある敷地を跨ぐように、巾2.2m、長さ35m、厚み21cmのCLTの短冊状パネルを角度を変化させながら積みあげ、その角度のズレが多様なスペース、開口部を生み出している。
従来のCLT構造の閉鎖的、反復的な印象とは異なる開放的な空間は、地域への開放、連携をテーマとする施設の精神を表し、コワーキングスペースには、地域の岡山大学も参加して、世代を超え産学の境を超えたクロスオーバーな活動が期待される。