宝積寺駅舎
東北本線宝積寺駅を橋上化し、既存の西口にプラスして新たに東口を開いて、駅と、われわれのデザインしたちょっ蔵広場とを接合した。駅の本体構造は鉄骨造としたが、天井は構造用合板とダイアゴナルなジオメトリーで組んだ、一種の木製格天井とした。ダイアゴナルなジオメトリーは、ちょっ蔵広場の大谷石を積んだ壁のパターンを延長したものである。この天井によって、かつての木造駅舎が有していたような、地域の核にふさわしいやさしさと温かさを駅に取り戻すことができた。
東北本線宝積寺駅を橋上化し、既存の西口にプラスして新たに東口を開いて、駅と、われわれのデザインしたちょっ蔵広場とを接合した。駅の本体構造は鉄骨造としたが、天井は構造用合板とダイアゴナルなジオメトリーで組んだ、一種の木製格天井とした。ダイアゴナルなジオメトリーは、ちょっ蔵広場の大谷石を積んだ壁のパターンを延長したものである。この天井によって、かつての木造駅舎が有していたような、地域の核にふさわしいやさしさと温かさを駅に取り戻すことができた。