© Hyatt Centric Kota Kinabalu

マレーシア 2022Hyatt Centric Kota Kinabalu

2022.10
コタキナバル
宿泊・娯楽
竣工
21F / 1BF

マレーシアの自然豊かなリゾート地コタキナバルに、旅の拠点となり、街と自然を共に楽しむHyatt Centricをデザインした。
建物を繊細な木調ルーバーで包み、コタキナバルのラウンドマークとなる「巨樹」をつくった。グランドフロアーには、東と西側の交通量が多いメイン道路と静かな路地を繋ぐ孔を設け、地域に開かれたオープンなストリートがホテルの顔となる。現地のセランガンバツの木で覆われた森の様なラウンジを人々が行き交う。屋上もまた、東の山と西の海の両方に開いたインフィニテープールを設け、山と海に向かって泳ぐことが出来る。客室には、サバ州の少数民族Kadazan Dusunの衣装とアクセサリーからインスピレーションを得たカーペットや壁紙を使い、コタキナバルのユニークな文化と歴史を感じることが出来る。
街と自然、海と山を繋ぐ新しいタイプのホテルを創造した。

チーム 柴田 淳、フォン デリンスハウゼン マーコス、ユハルタンティ ルシア ウィリ、吉里 光晴、守谷 僚泰*、山本 紘代、望月 陽平、ポベダ ウゴ、渡海 寿子 施工 GDB Malaysia 構造 CIC Malaysia 設備 Urban Tech Malaysia 積算 Northcroft 照明 Lightbox 写真撮影 ©︎ Hyatt Centric Kota Kinabalu