日本 2014九州芸文館 Annex 2
小さな三角形をした杉の集成材の板(長辺2.5m、重さ20kg)を組み合わせて、拡張、縮小が自由にできる、クラウド状のワークショップスペース(陶芸教室)を作った。この、切込みを入れた三角形の断片は、アミダクジ状のジオメトリーに従って、持ち送りの原理で次々に拡張されていき、クラウド状の屋根が作られる。この屋根は、ランダムでアドホックにたてられた壁柱、柱によって支えられ、屋根の下には、市民のためのワークショップにふさわしい、インフォーマルでヒューマンな空間が生成される。