日本 2007サントリー美術館
都市の中に、人の心をいやすような静かな美術館をつくろうと考えた。白いセラミックパネルでつくられた垂直のルーバーをファサードに用い、光をコントロールしながら、美術館と庭園とをつなごうと試みた。
このファサードの内側には、スライドする機構で光をコントロールする可動式スクリーンを設け、展示方法によって様々な光の状態を調整できるディテールとした。このディテールは、ガラスの無い時代に日本の住宅に用いられていた、日本の伝統的なディテール、「無双格子」にヒントを得た。
都市の中に、人の心をいやすような静かな美術館をつくろうと考えた。白いセラミックパネルでつくられた垂直のルーバーをファサードに用い、光をコントロールしながら、美術館と庭園とをつなごうと試みた。
このファサードの内側には、スライドする機構で光をコントロールする可動式スクリーンを設け、展示方法によって様々な光の状態を調整できるディテールとした。このディテールは、ガラスの無い時代に日本の住宅に用いられていた、日本の伝統的なディテール、「無双格子」にヒントを得た。