CLT Park Harumi
東京晴海の空地に、イベントとパフォーマンスのための、テンポラリーなCLTのパビリオンをデザインした。CLTの板材(160cm×350cm,厚さ21cm)と鉄骨とを編むように組み合わせて、CLTでできた木の葉が、スパイラル状に空へ向かって舞い上がるイメージの半屋外空間を作った。
光を取り入れつつ雨風を防ぐため、CLTのパネルとパネルの隙間を、超高透過なテフカ(高機能フッ素樹脂フィルム)でできた凧のような形状の膜でふさぎ、森の木漏れ日のような光の状態を創造した。
CLTは岡山県真庭市産材のヒノキを材料として、真庭市の銘建工業の工場で作られ、晴海で使われた後、再び真庭の国立公園蒜山に運ばれ、緑の中に再築される。
協力会社:銘建工業、デバイス、TRA・K、日本大学工学部建築学科、よしの事務所、デンカ、桐山建築設計事務所、Google 、TIME & STYLE、株式会社ストローグ、岩井建設株式会社、古川設備、牧野電設、センティード株式会社