パークビズ和歌山
和歌山市の和歌山城近くにあるテナントビルを地方都市の中心市街地を活性化するための新たな交流の拠点となるカフェとシェアオフィスに改修した。
歴史ある和歌山城の随所に展開される時代ごとに異なる特徴をもつユニークな石垣を参照して、城下町にふさわしい地域のコンテクストを継承する景観再生を試みた。
60年前に建設されたビルに石という重い材料を使うには耐震性能上のハードルが高かったが、スライスストーンという厚さ1mmの非常に薄い天然石を使うことで耐震性能をクリアし、質感と耐震性能を両立させた。
内部ではスライスストーンを一筆書き上に曲げ、石の「重たい・固い」といった常識を覆したユニークな照明を展開した。
1階にある既存のビルを象徴する城の石垣を想起させるステンドグラスはそのまま残し、石という物質と様々なコラボレーションが、和歌山の伝統と未来をつなぐ新しいコミュニティのハブが生まれた。









