©Fujita Syashin Kobo

日本 2008京都造形芸術大学 至誠館

2008.3
京都
教育
竣工
5,002
4F / 2BF

京都造形芸術大学のキャンパスは、京都の北東部、白川通りに面した傾斜地に位置する。この至誠館は、キャンパスの東側のエッジに計画され、崖に沿った、急峻な場所で、通常の箱型の建築を建てることはできないとして、それまで放置されていた場所であった。
われわれは、崖に沿った地形的な建築を計画し、崖に対して67本のアースアンカーをうって建築を直接崖に固定するという方法で、この敷地の困難を克服した。
この建物は、崖と一体化されることによって、崖の上部にあるキャンパス施設と、下部にある施設とをつなぐ一種の立体動線の役割を持つことが可能となった。食堂、スタジオなどのパブリックスペースを立体的に配置することによって、動きとにぎわいを内蔵したストリートが立体化したような建築となった。

チーム 横尾 実、早川 友和* 施工 清水建設 構造 ティ・アイ・エス エンドパートナーズ 設備 森村設計 外構 鳳コンサルタント パブリケーション 新建築 2008/06 写真撮影 ©︎ Fujita Syashin Kobo