早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリー | 隈研吾建築都市設計事務所
©Kawasumi・Kobayashi Kenji Photograph Office

日本 2021早稲田大学国際文学館 村上春樹ライブラリー

2021.3
東京
教育 | 文化施設
竣工
2,147
5F / 1BF

早稲田大学早稲田キャンパス4号館に、時空を超える「木のトンネル」を貫通させ、村上春樹ライブラリーとして生まれ変わらせた。村上春樹の文学にしばしば登場する別の時空をつなぐ「トンネル」を建築空間へと翻訳をした。

まず4号館の外壁をニュートラルに白く塗装して消去し、そこに木のスクリーン状の3次局面の庇を付加することで、時空の裂け目である「トンネル」の入り口を暗示した。4号館のスラブを抜いて挿入された「木のトンネル」は、本棚であると同時に劇場であり、レクチャーホールである。

コンクリートに支配された20世紀という「硬く」「冷たい」時代の中に、繊細でやわらかな木という物質を使って、僕らを守り、夢を育てるトンネルを創造した。

チーム 渡邉 啓太、渡部 悠 構造 金箱構造設計事務所 設備 環境エンジニアリング 積算 二葉積算 外構 プレイスメディア パプリケーション ブルータス 2022/02/15 No.955 、新建築 2022/01 、GA JAPAN 174 、ブルータス 2021/10/15 No.948 、ブルータス 2021/11/01 No.949 、カーサ ブルータス 2021/11 vol.259 写真撮影 ©︎ 川澄・小林研二写真事務所