© Masaki Hamada (kkpo)

日本 2018瑞聖寺庫裡

2018.10
東京
宗教
竣工
712
1F

隠元和尚によって、中国より江戸時代に伝えられた禅宗、黄檗宗の東京の中心寺院である瑞聖寺の庫裡を再建した。重要文化財に指定されている大雄宝殿から延びる軸線に注目し、中国の寺院建築独特の、デプスを強調した軸性の強い伽藍配置を再現した。
軸線の南側に、コの字型の、一辺が開かれた回廊空間を作ることで、地域に開かれた寺院を実現した。コの字型の中庭は水盤としてデザインされ、その中央に、水に浮くように、プラットフォームを用意し、地域の様々なイベント、パフォーマンスがここで開かれることを期待している。建築は、最小限の鉄骨による透明な構造体と、木製のジョイストとの組み合わせで支えられ、ジョイストと外壁の木製ルーバーとが共鳴し、黄檗宗にふさわしい幾何学的なリズムを奏でている。

チーム 横尾 実、横井 智行*、鈴木 公雄、紙谷 譲 施工 松井建設 構造 オーノJAPAN 設備 森村設計 照明 モデュレックス パブリケーション カーサ ブルータス 2021/01 vol.249 、GA JAPAN 157 、GA JAPAN 156 、GA JAPAN 147 、GA HOUSES 151 写真撮影 ©︎ Masaki Hamada / Kkpo